1957年2月生まれ

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母のこと、ふと思い出した。

大好きな大好きな母は悪性リンパ腫で亡くなったんだけど

自分がガンだと知らなかった母だったのに
ある日、近所のおっさんが母の病室に行って

「あ~ちゃん(母、実名)あんた ガンらしいなぁ」

そう言ったものだから
母が私に

「〇〇子(私)、うら(自分のことを<うら>と呼んだりもする)
 うら・・・ガンなんか?」

そう聞かれ、涙をこらえて

「あほなこと、言いなや。
 ガンやったら私ら家族がお医者さんに呼ばれて
 説明とか聞くやろ?聞いてないでー」

そう言うのがやっとだった。

今は告知されるみたいだけど
その時、母には告知されなかった。

母が亡くなった後(亡くなる前も)私は心無いことを
わざわざ母に言いに行った実家の近所のおっさんの家に
怒鳴りこんでやろうか!と思うほど腹がたったけど
そんなこと言っても仕方ない・・・そう思っておさえた。
世の中には、ほんとうにヒドイ心無い人もいっぱいだ。
そして、そのおっさんは町の偉い役員さんだった。
ま、こんなもんよね・・・偉い役員してるからって
心ができてるわけじゃない。人間は、いやらしい生き物だ。
そういう人がほとんどかもしれない。
でもでもでも~!!
そんな世の中だって、やっぱ たまに いい人もいる!
そう思って生きてもいるけど・・・ね。



そんな母のことを ふと思い出した。
貧乏だった私の実家。
百姓してたので、毎日食べるお米や野菜はあったけど
現金はあまりなかったんだろうな・・・
父は大工さんで、ちゃんと仕事さえしてくれれば
高給だったはずなのに、、、
新築でないとやらない・・・とか
今日は、行きたくない・・・とか
私には、めちゃ、厳格なくせに 自分には甘い父だった。
そんなもんだから 母は昼は織物工場へ働きに行ってくれ
夜は知り合いの織物工場で深夜まで働いてくれていた。

私が何歳のころだったかなぁ・・・
まだ小学生だったかなぁ・・・
ある日、深夜一緒に働いている女性が我が家を訪ねてきた。
訪ねてきたその女性を玄関で見た母は
いやそうな顔をして「帰ってくれ」と 言った。
でも、その女性は「あ~ちゃん!あ~ちゃん!」
そう言って母の手をつかんだ。
母は、その手を振り切って家の中に入ってしまった。
その女性は悲しそうな顔をして帰って行った・・・
私は、その一部始終を見ていたが
幼かった私にも<何か、変だ>と わかった。
それから、母は深夜に行ってた織物工場を辞めた。
その女性のことを母には聞けなかったけど・・・
女性と言っても・・・男女(おとこおんな)みたいな人だった。
多分・・・母はその人と・・・恋仲だったのでは?
幼かった私の心には
「この人に、母をとられてしまう!!」
そんな不安が少しの間、残ってたのも覚えてる。
いつも笑顔だった母が、深夜の織物工場を辞めてから
しばらく元気なかったのも覚えてる。
もしかしたら、母はその女性と
駆け落ちでもする気だったんだろうか?
もう50年も前のことなんだけど
好きでもない父と無理やり結婚させられた母だったので
なんの楽しみもなく、ひたすら働いてくれて・・・
そんな中で、自分を必要としてくれた人を
やっと見つけたんじゃなかったのかな・・・
でも、私たちのために自分の思いを捨てたのかな?
私が絶対に母に聞けなかった大昔の出来事を
最近、ふと思い出してしまった。

「おまえは好きな人と結婚しろよ!
 絶対に好きな人と結婚しろよ!」

母は、私によく言った言葉。
あ~ちゃん、知ってると思うけど
私 好きな人と結婚したよ(^^)
Commented by aoi at 2016-10-17 21:29 x
こんばんは
入院しているお母さんにひどいことを言う人がいるものね。
ガンだと知らないで入院している人もいるのにね。
私の弟も自分が末期ガンとは知らず、私が見舞いに行くと働けるようになるのかなと、言った時 涙をこらえるの必死でした。
内容は違うけどみるくさんも涙をこらえての返答は辛かったでしょうね。
お母さんは苦労続きだったのね。
私の母もお酒好きの父で遊び人だったみたいだから、お金での苦労はあまりなかったでしょうけど、子供の頃から幸せを感じた人ではなかったかな 子供の頃は継母で虐められ
継母の子供達の小守ばかりさせられてたみたいだしね。
お手伝いさんがいた家らしいけど 複雑な家庭で育ったんですよ。
母の人生を思うと 亡くなるまで幸せとは言えない人生だったと思います。
母も親の決めた人との結婚で顔を見ずに結婚したそうです。
昔はみな親のいいなりで結婚って多かったでしょうね。
みるくさんも私もそんな辛い思いをしなかっただけ幸せかもね。 
Commented by rakki_618 at 2016-10-18 03:11
aoiさんへ

こんばんは~
ほんとうに・・・心無いことを言う人は
それを、なんとも思わないで言うのかなぁ?
それを言って、相手が困ったり悲しんだりするのが
おもしろいのかなぁ?って思いますね。
母は、いつも笑顔の人でしたが
やはり、自分がガンだとは思っていなかったのに
それを、いきなり言われたときは・・・
どんなにか気落ちしたことでしょう・・・かわいそうに。
ほんとにヒドイ人がいるものです(;。;)
aoiさんも、弟さんが若くして亡くなられたんですよね・・・
涙、こらえるのって大変ですよね。
昔の人は、忍耐強かったんでしょうかね。
aoiさんのお母さんも苦労されたんですね。
みな、自分はこうしたいんや!とか言えない時代だったんでしょうか?
それを思うと、今は自由な時代ですよね。
恵まれていると思います。aoiさんも好きな人と結婚できて
ほんと、よかったですよね(^^)
Commented by hazuki72336 at 2016-10-18 16:59
こんばんは~

今は「癌」は告知されますけど
私の子供の頃は「癌=死」で、家族の中に
病人がいると隠されたものです
大人たちの話しを耳にして、怖かったのを思い出します
お母様、どんな思いでいらしたでしょうね。。。
心無い人って、今も昔もいますものね

母は、本家の長男に嫁いだのですが
好きな人がいたようですが、親が決めたことだとか。。。
祖父母が厳しい人だったので苦労をみて子供心に
いつも母が可愛そうと思っていましたね
母は、長男で苦労しましたので長男との結婚だけは
反対していましたが、主人は次男で優しい人なので
母は、安心してるかなと思っています (*´з`)
Commented by rakki_618 at 2016-10-18 23:34
hazuki72336さんへ

こんばんは~
今は、けっこう軽い感じで「癌です」って言われるって
聞いたことあります。
母は告知されたとしても、受け止められるような
心の状態ではなかったので告知されなくてよかったのに
それで、おさまっていたのに。。。
まぁ、ヒドイ人がいるものです。。。
ガンも、完治できるお薬が早くできればいいですよね・・・
hazukiさんのお母さんも苦労されたんですね・・・
昔の人は、自分の思うような道を
歩めない人が多かったんでしょうかね。
hazukiさんは、優しい旦那さんと結婚できたので
お母さんは安心でしょうね(^^)
旦那さん、お母さんのこと考えてくれてますもんね。
Commented by たら子 at 2016-10-20 01:05 x
みるくさん♪

初めて、お邪魔します。
ここんとこ、横浜から次女一家が戻ってきていて、ブログ
書けなくて。(ブログは一人っきりじゃないと書けませんものね)
例のわんこブログのタイトルお教えします。
「ぷこのゆだゆだ日記」で検索してみてください。
1年以上サボっていたのですが、みるくさん、ワンコを思い出して泣いてしまったって聞いたので、うちのぷう子のブログの写真見て癒されたらと思いました。
拙いブログですが、おバカ満載ですから、わっはっは。。
と笑って、辛いことも吹き飛ばしてね。
もし検索しても出なかったら、又コメントして下さい。
宜しくね。
Commented by rakki_618 at 2016-10-20 02:00
たら子さんへ

こんばんは~
コメント、ありがとうございます。
「ぷこのゆだゆだ日記」検索できましたよ~
ありがとうございます。
早速、おじゃましました。ぷうこちゃん、可愛いですね。
そして、すごく可愛がってもらってるんですね(^^)
先日も、仕事場の前の道を散歩中のワンちゃんを見て・・・
また泣きました。。。
ここんとこ、なぜか よく泣いてます(><)
よそ様の、ワンコちゃん見ても癒されます。
可愛い画像で笑顔になれます。
悲しくて悲しくて、落ち込む・・・ってことはないのですが
やっぱ、ワンコのことは なかなか忘れ去ることはないですね~
また、ワンコちゃんブログにお邪魔させてくださいね~
Commented by チロママ at 2016-10-20 12:32 x
みるくちゃん
毎度のことながら、ご無沙汰ごめんなさいm(__)m
お母さまの闘病中に、こんな悲しい出来事があったのですね。
昔は、告知はしないのが当たり前でしたよね。
それなのに、なんて無神経なご近所さんなんでしょう。
お母さまの不安を思うと、苦しくなるわね。
みるくちゃんも、どんなに悔しかったことか・・・
私もふとしたことで、両親を思い出します。
その都度、全然分かってあげてなかったな~って悲しくなります。
だからね、息子が今の年齢で分からないのは当たり前だって
そう思わねばね と思います。
あの世に行って再会したら、大人同士の話をたくさんしましょうよ
なんて遺影に話しかけたりします。
お母さま、みるくちゃんが幸せなのを喜んでいらっしゃるわね^^
 
Commented by rakki_618 at 2016-10-21 12:18
チロママさんへ

こんにちは~
お母さんは、働き者で・・・優しくて
そんな人に、なんちゅうこと言うねん!近所のおっさ~~ん!
って、思いましたね(^^;)
母は、自分さえ我慢すればいいんだ・・・みたいな生き方でした。
あんなに年老いても心がきれいだった母は私の誇り。
世の中の汚さに、もまれて染まることがなかった。
それでも、私は母のような生き方はしたくない!って思いました。
私は自分の意思で、自分の人生を生きたいって思ったなぁ~
昔の人には、それが許されなかったのかもしれませんね。
チロママちゃんも、お母さんに色々と話しかけるのね^^
わかります~~
私は、60代くらいの母の顔を よく思い出します。
その頃の母が、一番 思い出に残っているからかなぁ?
by rakki_618 | 2016-10-17 17:37 | その他のこと | Comments(8)

めざせ!笑顔の多い日々


by rakki_618